[ Lesson1 ] お茶ってなに？自分で点てる一服のはじめ方。

「楽しいことがひとつ増える抹茶レッスン　自点茶（じだて）」、秋のクラスがはじまりました。みんな一人一本茶筅を持って、抹茶を点てることが日常になったら、すごく楽しくなるだろうな。という思いが詰まったレッスンです。最初はおっかなびっくりで茶筅を使っていた参加者の方たちが、みるみるうちにさらりと抹茶を点て、旅先でも抹茶を楽しんだり、家族と団欒したり、季節に親しんだりする様子がとても嬉しい。

コーヒーみたいに家でも抹茶が身近になる日本ってとてもいいよね、というこの思い、広がっていきますように！

まずは秋クラス初回、事前にお送りしていたリストに沿ってみなさん道具を揃えて集合。抹茶を点てる時に特有の茶筅と抹茶さえあれば、他はうちにあるもので代用できます。

茶筅と抹茶、匙がセットになった「自点茶はじめてセット」もオプションでご用意しています。参加者の方をイメージしてその方に似合いそうな包みに。

お茶を点てる前にみなさんからそれぞれの想いを伺いました。

• 毎日が忙しくて物事をさばく感じになっていたが、菓子をどうしようかと集中して考える時間が貴重。自分のためにお茶を点てられるようになる豊かさが広がっていくことが素晴らしいと感じている。

• 旅にも自点茶セットを持っていけたら時間の過ごし方が変わるなと考えている。深呼吸できそうなありがたい時間。みなさんとこの時間を共有できたら。

• 抹茶は和カフェで楽しむタイプで自分で点てたことはない。和菓子も好きなので自分で点てられるようになったらいいなと思っている。

• 母から受け継いだ茶道具、わたしは茶道をやっていないのだけど使えるようになりたい。受け継いだ道具を持ってピクニックに行くのが夢。

一ヶ月後にはその思いが叶っています♪ 一緒にいよいよレッスンスタート！

どうしたら楽しさが伝わるかなと考えた筋書きがあり、抹茶の良いところをスライドで用意していましたが、やっぱり身体を動かして慣れるのが一番！ということで、道具の扱い方やスムーズに点てられるように道具の配置、手順などをお伝えしていざ実践。

自分だけの抹茶を点てることができました！理想の抹茶への第一歩、ちょっとぬるかったり、泡立ちがイマイチという感想をいただきましたが、最初はぎこちなくて当然です。段々と慣れていって最後にはさらりと点てられるようになりますので、みなさんご自分の進化を楽しみにしていて欲しいです✨

なんと、事前に予習して点ててくれていた参加者のAさんが「昨日よりも美味しくなった。肘から振ったからかな。口当たりも良かった。」と早速の成果を！みなさん一同に「楽しかった！」と笑顔を見ることができて嬉しいです。

テキスト作りも毎回大変だけど楽しくて、最近のデジタルの進化に驚いています。

レッスン２回目もたのしみです。