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[ Lesson3 ] 季節をくらしに取り入れて、ちょっと豊かな抹茶時間。

  • 執筆者の写真: Chiaki Nakamura
    Chiaki Nakamura
  • 10月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:11月28日

Lesson3のテーマは「季節をくらしに取り入れて、ちょっと豊かな抹茶時間。」


忙しい日々のなか、季節を感じながらゆっくり過ごす時間があると、1日がリセットでき心も穏やかになります。抹茶時間に季節を取り入れることで、更に豊かなお茶時間にしていく回。


様々な売り場に行けば季節のものが並んで、オートマチックに手に入れることもできます。ですが、「自分でその季節を感じ、季節感を身につける、自分のオリジナルを大切に」したいので、そこで、みなさんにはまずはじめに自然をよく見るということを提案しました。


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では「季節を感じるとは?」「季節を感じられるアイテムとは?」と考えると、意外とわからないものです。色や形、素材や質感は自然が先生です。例えば、今の時期に咲いている金木犀の花の色、葉の影の色、枝の色の組み合わせや、葉が散りかけている木の幹のごつっとした質感も参考になります。


今回みなさんに自然をお手本として観察していただいた後、身の回りで秋らしいものを探して自点茶コーナーをレイアウトしてもらいました。

<Hさん>

お家にあった菓子の器を茶筅置き場に。その上に散らした落ち葉が素敵です。そしてなんと、テーブルを秋色にするためにAmazonの包み紙の裏を敷いたそうです!クリエイティブな発想が素晴らしい。このかたもご近所からいただいたカボチャを添えて。


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▶︎ レッスンを終えての感想

普段なかなか行わないテーブルセッティングでしたが、「身近なもので工夫を凝らす」というテーマがとても楽しく、日常の中でお茶を点てる新しい視点をいただきました💡

今後は「これも使えるかな!?」と身の回りのものに目を向け、アンテナを立てていきたいと思いました✨

<Rさん>

藤のマットが秋によく似合います。ベンチに座っているカボチャが可愛らしい。お家にあったという落ち葉のモチーフもいいです。



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▶︎ リアル参加はお休みだったため、アーカイブ視聴を終えての感想

先週のアーカイブ楽しく拝聴しました。皆さんの秋集め、工夫が沢山でが素敵でした💗

動画視聴前に何となく秋っぽくしてみたお写真送ります✨ 視聴したあと、お道具セットごと秋っぽくすればよかった!と思いました。


<Aさん>

好きな菊の花をこけしの酒器に生けてくれました。見立てが素晴らしい!菊のお皿にお菓子と茶筅をまとめて。鹿の絵は美術館で購入したポストカードだそう。身の回りのお気にいりを集めて、素敵な抹茶空間になりました。



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▶︎ レッスンを終えての感想

菊とかキルトの布とか、秋らしいアイテムを集めて季節の雰囲気を出して点てると気分も上がる。机との距離や茶筅の動かし方を見てもらって気に留めてみたらよりおいしくなった!お茶請けはリョウラのマカロン。洋菓子だけどこっくりとして甘いから抹茶とも相性が良かった。

<Yさん>

ご近所からいただいた柿をスプーン置きに。マットも秋色を選んでくれました。お菓子がハロウィンと胡桃で更に今の季節にぴったりです。こんなお菓子を出していただけたら、お客様も嬉しいですよね。



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▶︎ レッスンを終えての感想

美味しい一服タイムを通して、遊び心も大切にしたいと思いました。


わたしは、どこかの美術館で拾った木の皮と葉っぱのお皿をメインに。秋の樹木の木肌のようなマットを用意しました。木の皮は匙置きにちょうど良かったのです。お香立てにも使えそう。お菓子は山形の「和菓子 甘菓」さんの"こ菊ばたけ"と”ふ焼きせんべい”。とっても可愛らしく、そして美味しい。季節の素敵な菓子に出会えることも、楽しみのひとつです。


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今回のみなさんの、秋をお部屋に呼び込む工夫を拝見するのが楽しくて、毎季節ごとの装いを見たくなりました。次回は「Lesson4 自分だけのお気に入りで抹茶コーナーをつくってみよう。」です。


少しの工夫でできる”自分だけの抹茶空間”をみんなでデザインしていきます。また、身近にあるおやつでペアリングも体験を行います。


また次回のレポートでお会いします。

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